「スティーヴン・スピルバーグ監督の製作会社がNetflixと提携」この記事を見たとき、スピルバーグも時代の流れには逆らえなかったかと思った。
スピルバーグ監督は以前「配信と劇場用映画をはっきり差別化するべきだ」と語っていて、Netflix作品のアカデミー賞受賞に疑問をもっていた。
それが一転してNetflixとの提携のニュースが流れてきた。その一因としてはコロナ禍でアメリカの映画館では長期間完全閉館していて、人々の映画の楽しみ方が映画館から自宅のテレビやパソコン、タブレットやスマートフォン端末に変わっていったことが大きいと思われる。
また、映画製作には莫大な製作費がかかるが、その予算のこともNetflixとの提携は大きな魅力だったのでしょう。
映画配信は主に毎月定額でいろいろな作品が見放題というものが多い。現在はこのサブスクリプションのサービスが音楽や本、自動車やバイク、家具、洋服、飲食店まであり、ほとんどのサービスが受けられる。この変化をいち早く取り入れて変化し、生き残ることが、今企業が求められることではないのかと思う。
玉城昌治