沖縄県条例として制定された琉球歴史文化の日の11月1日、県は沖縄の歴史と文化への理解を深め、新たな歴史と文化を創造していくための機運を醸成することを目的に、豊見城市の沖縄空手会館で琉球歴史文化の日制定記念式典を開いた。〈琉球新報の11月2日付サイトより〉
今回は「沖縄の歴史」について記されている著作の一部を紹介します。
以下『沖縄はいつから日本なのか』著者:仲村 覚 ハート出版より
平成29年6月5日、当時の安倍首相が「沖縄については、※1寺島(宗則)外務卿が沖縄は数百年前からわが国所属の一地方である旨述べていたことが確認されています。いずれにせよ、沖縄は長年にわたりわが国の領土であり、沖縄がわが国領土であることは、国際法上何ら疑いもないところであります」と、国会にて明確に答弁している。
寺島外務卿※1 の外交文書:外務省公式ウェブサイトに係れている文書の概要はつぎのとおり、
明治12年4月4日、沖縄県設置後、その事実に気がついた清国は沖縄の廃藩置県を停止するよう求めた。続いて5月20には「廃藩置県はいかなる理由によるものか」と抗議を寄せた。それに対し寺島外務卿は「内政の都合により処分した」と答え、8月2日に、琉球は嘉吉元(1441年)年より島津氏に属し、日本は数百年琉球の統治権を行使してきたため今回の措置が当然であることを述べた。さらに、慶長16(1611)年に薩摩の定めた琉球統治の法章15条と尚寧王及び三司官の誓文を含む「略説」を送致した。
すると、清国は8月20日、琉球が清国に属することを主張して廃藩置県に対する公式な抗議を行った。10月8日、新外務卿井上馨(かおる)は宍戸璣(たまき)駐清公使に、抗議に対する回答書を清国に提出するよう訓令した。
その回答書の要点は次の通り。
「清国が琉球の主権主張の根拠とする朝貢冊封は虚文空名に属するものだ」「日本が琉球を領有する根拠は、将軍足利義教がこれを島津忠国に与えたときより確定している」
朝貢冊封については、「自らを世界の王と称し、朝貢冊封を振り回して主権を主張するのは支那古来の慣法であり、日本の足利義満や豊臣秀吉への冊封、魏源の著「聖武記」にはイタリアや英国も指すとある。このようなことをもって日本やイタリア、英国が中国皇帝に臣服するとすれば、その虚喝も甚だしく、今清国が沖縄に関与しようというのもこのような虚妄に過ぎない」と。・・・・・。
うちなんちゅも日本人だと知って何だかホッとしました。
ちなみに、11月1日は「泡盛記念日」だそうです。沖縄のお酒「泡盛」。私はこの日をしみじみと楽しみたいです。
令和3年12月5日 金城 善雄
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沖縄人?琉球民族?
2021.12.05. 未分類
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